形見分けのこと

形見分けは
どのようにしたらいいの?
どのくらいの時期に
行うの?

形見分けとは、故人が愛用していたものを近親者や友人に分けることを言います。
主に衣類、時計、装飾品、本、趣味用品などが多く、
時期としては、仏式は四十九日の忌明け、神道は五十日祭、
キリスト教式は亡くなってから一ヶ月後の追悼ミサや記念会に行うことが多いです。
贈るものとしては、傷んでいるものや汚れているものはやめ、
衣類などはクリーニングに出しておくのがマナーです。
小物なども綺麗に拭いておくようにします。
ただし、原則として、目上の人には形見分けをしないのがマナーです。
どうしても先方が「欲しいのですが」といってきた場合のみ、
贈ってもかまわないとされています。
また、高価なものを贈るときには
贈与税の対象になってしまうので注意が必要です。
贈るときには包装してはいけません。
包まずにそのままにして渡すのがしきたりですが、
気になる様でしたら
半紙で包む程度に
しておきましょう。

◆ 主に形見分けされるもの ◆

形見分けしない物で処分をためらう場合、
福祉施設や海外支援センター等に寄付するのもよいでしょう。
相手が形見分けを遠慮した際は、無理に押し付けるのはやめましょう。

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